アニメーションで何を伝える? 世界の企業やチームが、アニメーションを活用した事例を紹介する! その01

なぜアニメーションを活用した事例を紹介するか?
ウゴモーションを立ち上げる以前、僕は他に仕事をしながら、YouTubeやVimeoなどで見つけた、優れたアニメーションを紹介するWebサイトを運営していた。
個人的な趣味ではじめたWebサイトで、優れたアニメーションを見つけるのに大変な労力が必要で、2年ほどで体力的・精神的な負担から運営を諦めた。
優れたアニメーションを探して、見つけて、じっくり鑑賞していく2年間で、僕は世界中でアニメーションを活用した、おもしろいPRやプロモーションがたくさん生まれつつあることを知った。
アニメーションを活用する人たちが、これから世界でどんどん増えていく!
そう実感したことが、僕がウゴモーションを立ち上げた大きなきっかけになり、僕はアニメーションを見る人から、アニメーションを作る人になった。
こうしている今も、世界中の企業やチームがアニメーションを活用して、おもしろいPRや、カッコ良い広告動画、ブランド力の向上を仕掛けている。
このシリーズでは、そんな世界中の事例を紹介していくことで、アニメーションの活用法を広め、そのおもしろさを実感してほしいと思っている。
将来、あなたがネットや動画を使って、おもしろいことを仕掛けようとする時、きっとこのシリーズがその参考となり、アニメーションの活用が重要な選択肢の一つになることを夢見ている。
Animography Boomerang : デザインしたフォントをアメーションで紹介!
Boomerang Monoというフォントを紹介するためのアニメーションで、シンプルな図形を組み合わせた独特のデザインを、モーショングラフィックスという手法で制作されている。
数種類のシンプルな図形によるフォントの成り立ちや、デザインの躍動感みたいなものが、アニメーション化することで見事に表現している。
このフォントを使って、さらにシンプルな図形を組み合わせてデザインすると、独自の表現や、新しい表現が生まれそうな可能性が伝わってくる。
Animography Boomerangは、フォントのデザイナー個人が企画を立て、デジタル音楽が得意なミュージシャン、5人のアニメーターをチームに加えて、このアニメーションを制作したとのこと。
Twitter Flight School : 学習プログラムの可能性をアニメーションで表現!
Twitter社が開発した、広告代理店向けにリアルタイムマーケティング施策について、オンラインで学習できるプログラム、Twitter Flight Schoolを紹介するためのアニメーション。
Twitterのコーポレートカラーである青色を背景にして、紙飛行機が飛んでいくのに合わせて、マーケティング環境の変化、ツールの提供、個人のスタイルに合わせて学習できることを、アニメーションとナレーションで表現している。
学習プログラムというと、一見難しそうなイメージを持ってしまう。
このアニメーションでは、そのハードルを下げるため、紙飛行機の軽やかな動きを中心に描くことで、便利に学べる軽さと、マーケティングの飛躍させられる可能性の両方を、うまく伝えている。
ちなみに、Twitter Flight Schoolは、日本語版の学習プログラムもあるので、興味のある人はぜひページへ行ってみることをお勧めする。
まとめ
どれぐらいの頻度になるか分からないが、アニメーションで何を伝える? 世界の企業やチームが、アニメーションを活用した事例を紹介する!をシリーズ化していくつもりだ。
世界中の事例を参考にしてほしいのはもちろん、実際にアニメーションを観て、単純にそのおもしろさや可能性を感じてほしい。
次回の投稿でも、おもしろい事例のアニメーションを紹介するつもりなので、楽しみに待ってもらえたらと思う。
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