イントロダクション
あなたの会社がプロモーション動画などを必要としていて、担当のあなたが動画制作を依頼するとして、今回制作する動画は実写(またはアニメーション)が最適であると、あなたは自信を持って決断することができるだろうか?
例えば、洋服のように自分のお金で、自分のために購入するのであれば、自分の好みで判断して良いだろう。自分のファッション・センスに疑問を感じているのであれば、店員さんに勧めてもらったり、センスに優れた友人の意見を参考にすることもできるだろう。
しかし、会社が求めているプロモーション動画を制作するのに、自分の好みで全体の方向性を決めてしまって良いのだろうか? 仕事に対して誠実な人であればあるほど、そんな疑問を抱いてしまうだろう。
今回のブログ投稿で、私が書こうとしているのが、そんな疑問に対する回答である。アニメーション動画と実写動画、それぞれの特徴について紹介するつもりである。
今回のブログ投稿で目指していること?
ちなみに、私はウゴモーションという屋号で、アニメーション動画を制作している大阪の映像クリエイターである。それなら、どうせアニメーション動画の良いところばかり紹介するつもりだろう。そう考える人もいるかもしれない。
マーケティングに対する私の方針は、いたって単純である。
プロモーション動画を制作したいというお客さんから相談を受けた時、アニメーションが最適であれば、それをお勧めするし、実写動画が最適であれば、それをお勧めする。商売としてビジネスとして、お客さんにとって最適なものを提供することで、お客さんと共に成長していくのが、良い商売でありビジネスである。
なもんだから、見込み客から制作のお問い合わせが来たのに、ウゴモーションでは最適な動画を制作するのが難しいので、こんな感じの制作会社をすぐにも探したほうが良いですよと、アドバイスした過去もあるぐらいである。
今回のブログ投稿で、私が目指しているのは、アニメーション動画と実写動画、それぞれの特徴を分かりやすく紹介することだ。それぞれの特徴を理解してもらうことで、多くの人が最適の判断を下せるようにしたいと考えている。
なので、アニメーション動画の特徴について、実写動画の特徴について、最大限に公平に紹介するつもりである。
アニメーション動画とは、どんな動画?
アニメーション動画と言っても、さまざま制作手法があるので、どんな動画なのか説明するのは簡単ではない。それでも頭を捻って、誰でも分かるように説明すると、以下のようになるだろう。
アニメーション動画とは、根本から人間が一枚一枚の静止画を制作して、それを連続させることで、現実世界ではあり得ない表現や動きを可能にする動画である。
具体的に解説していこう。
そもそも動画というのは、アニメーション動画であれ、実写動画であれ、一枚一枚の静止画を連続させることで、人間の目や脳に動いている像を認識させている。つまり、動画の原理としては、アニメーションも実写も同じである。
アニメーション動画と実写動画の違いを突き詰めると、一枚一枚の静止画をどのように制作しているのかという違いになる。
アニメーション動画では、一枚一枚の静止画を人間がコツコツと制作している。紙に描いたキャラクターであれ、写真撮影した粘土人形であれ、コンピューターで計算されたデザインであれ、根本から人間が制作しているという点では同じである。
一枚一枚、根本から人間が制作するということは?
一枚一枚を根本から人間が制作するということは、画面に現れる大部分の要素を、人間がコントロールできるということである。
つまり、どんな世界でも、どんなキャラクターでも、どんな色彩でも、どんな動きでも、どんなカメラワークでも、どんな視覚効果でも、どんなデザインでも、人間が想像できるものは、どんなものでも動画にすることが可能である。
実際には、予算、制作期間、制作の諸条件、クリエイターの発想力、チームの能力など、さまざまな条件によって、可能な範囲は狭くなっていく。だが、少なくとも理論的には、人間が想像できるものなら、なんでも動画にできるのがアニメーション動画である。
実写動画とは、どんな動画?
実写動画の場合、突き詰めて考えると、制作手法は1つしか存在しない。カメラで現実に存在する像を動画撮影して、それを編集したり加工したりしたものが実写動画である。
アニメーション動画が、現実世界ではあり得ない表現や動きを可能にする動画であるなら、実写動画は、現実世界にしかあり得ない像や動きをありのまま表現する動画である。
先にも書いたように、アニメーション動画であれ、実写動画であれ、一枚一枚の静止画を連続させることで、人間の目や脳に動いている像を認識させることは同じである。
では、実写動画では一枚一枚の静止画をどのように制作しているのかというと、カメラで実際に存在する像を動画撮影することで制作している。
実際に存在する像を動画撮影するということは?
実際に存在する像を動画撮影するということは、現実に存在している人間、生物や物体、光や色、風景や空間、雪や雨など、現実や存在をありのままに表現できるということである。
動画撮影されたものは、圧倒的にリアルであり、人間の目と脳は、現実に存在するものと、人間が人工的に制作したものを、瞬時に見分けることができる。
最近では、3DCG技術が飛躍的に進歩して、現実と見間違えるような映像を作り出すことも可能になっている。けれども、実際に存在するものを動画撮影することで生まれる実写動画のリアルさは、VFX技術などが飛躍的に進歩した現代でも、圧倒的にリアルである。
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