世界企業の3DCGアニメーション活用事例!

世界の企業の3DCGアニメーション活用事例? / ウゴモーション / モーショングラフィックス企画制作 紹介画像その1

この投稿について?

今回の投稿では、世界の企業がどのように3DCGアニメーションを活用して、自分たちのビジネスをアピールしているかを紹介したいと思う。3DCGアニメーションは3次元的な表現や動きを得意としていて、ピクサーやディズニーのアニメーション映画から、ハリウッド映画のVFXまで、さまざまな映像や作品で使われている。
 
世界に目を広げると、多くの企業がビジネス・製品・サービスを紹介するのに、3DCGアニメーションを活用してユニークなアピールを行なっている。ウゴモーションとしても、新たな企業のニーズに応えられるように、モーショングラフィックスに加えて、3DCGアニメーションでの表現力をもっと高めたいと考えている。
 
そこで、多くの人に3DCGアニメーションの魅力を感じてもらうとともに、ウゴモーションにとってお手本となるようなものを紹介する投稿をつくろうと考えたわけである。たくさんの3DCGアニメーションの中から素晴らしいものを厳選したので、きっとあなたの心に訴えかけるものがあるのではないかと思う。
 
ぜひ、楽しみながら参考にしてほしい!

VanMoof | Ride the Future

VanMoof(バンムーフ)は、オランダ初のスマート・バイク企業で、最新のデジタル技術を駆使した自転車を開発している。独自の電動アシスト機能、盗難防止システム、LEDディスプレイなどを内蔵していて、購入できるだけでなく、サブスクリプション(月々支払い)というプランも導入している。
 
紹介している3DCGアニメーションでは、最新型であるElectrified S2・Electrified X2を紹介している。シンプルなタイトルと3DCGアニメーションだけで、内蔵しているテクノロジーを表現していて、デジタル音楽でその先進性をうまく印象づけることに成功している。
 
VanMoofは、自社の自転車を使い捨ての消耗品としてではなく、長く使えて長く愛される高級品として位置づけている。そして、そんな自分たちのブランドポジションを明確にするため、最初から高品質な3DCGアニメーションを活用して、アピールを行なっている。
 
≫ Ride the future with our Electric Bikes | VanMoof

Nike Epic React

ナイキ エピック リアクトは、ナイキが3年間かけて独自開発した靴底を採用したランニング・シューズである。それまでの靴底と比べて、より柔らかくて、より反発力が強くて、より軽くて、より耐久性が高い靴底になっていて、「ナイキ リアクト」と命名されている。
 
紹介している3DCGアニメーションでは、ランニングシューズとしての商品よりも、新開発した靴底の特徴にしぼって紹介している。靴底の特徴である柔らかさ・反発力・軽さ・耐久性が瞬間的に感じられるような表現やアニメーションになっていて、特徴がダイレクトに伝わってくる。
 
NIKEは、実写映像・モーショングラフィックス・3DCGアニメーションなど、先進的な映像で自社ブランド・新製品・イベントなどをアピールすることに長けている。シューズの開発だけでなく、広告やクリエイティブの世界でも先進的な企業として世界的に知られていて、ウゴモーションでも常に彼らの映像に注目している。
 
≫ Nike React.オンラインストア (通販サイト)

Make good things together - Google I/O 18

Google I/Oは、Googleが展開しているさまざまなサービスの開発者を集めて、新たな技術やサービスを発表するイベントだ。毎年5月、アメリカのカリフォルニア州マウンテンビューで開催されていて、今年(2018年)は5月8〜10日に行われた。
 
紹介している3DCGアニメーションは、そのGoogle I/O 18で公開されたもので、無数の立方体キャラクターたちが無秩序にひしめきながら暮らしている世界が舞台になっている。物語の序盤、立方体キャラクターたちは、協力することで問題を解決できることを学んで、さまざまな問題を解決していく。
 
この3DCGアニメーションでは、キャラクターの体である立方体の色が変化するようになっていて、色彩によって感情を表現したり、問題が解決したことを表現したり、繋がりが生まれたことなどをうまく表現したりしている。
 
立方体キャラクターたちが協力することで、無秩序だった世界がどんどん良くなっていくという展開は、タイトルであるMake good things together(一緒に良いものを作ろう!)そのものである。最近のGoogleは、自社のサービス・製品・概念などを、モーショングラフィックスや3DCGアニメーションで分かりやすく紹介することに力を入れていて、ウゴモーションとしても注目している企業である。
 
≫ Google I/O

最後に...

今回の投稿で紹介しているものを観ただけでも、3DCGアニメーションが持っている魅力や可能性を感じてもらえたのではないかと思う。
 
VanMoofとNIKEについては、ブランドが生まれた当初から映像表現を最大限に活用することで、自分たちのブランドのポジションや価値を明確に伝えることで、大きな成功を手に入れている。両社ともデザインとテクノロジーの交点に位置しているような企業で、強力なファンを生み出している。
 
一方で、Googleは典型的なエンジニア主導の企業であったのが、時代に合わせてデザイン性やアピール力の重要性を理解するようになり、最近ではフォント開発やデザイン・システムの開発などまで行うようになっている。
 
ウゴモーションとしても世界の動向に乗れるように、今のところ得意としているモーショングラフィックスの制作だけでなく、ユニークな3DCGアニメーションを制作できるように、もっとあれこれ勉強しなければと危機感を強めているところである。
 

2018.06.11 / ウゴモーション / 小野直人

ウゴモーション / UGO MOTION

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