クライアント
CLIENT
伊藤忠食品株式会社
伊藤忠食品株式会社は、大阪に本社がある食品卸の会社で、伊藤忠商事の子会社になります。商品の保管・配送などから、冷凍食品や贈答品などの開発、小売店などの商品棚の提案、POSデータを活用したデータ分析などを行っています。6000億円以上の売上があり、東京証券取引所プライム市場にも上場しています。
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FOOD WAVE 2024 KOBE
FOOD WAVEは、伊藤忠食品が毎年のように行っている巨大イベントで、国内外の小売店、食品製造業者などが集まって、展示や商談を行います。今回はFOOD WAVE 2023 OSAKAに続いての、FOOD WAVE 2024 KOBEとなりました。会場は神戸ポートアイランドにある神戸国際展示場で、完全招待制のイベントなので、関係者以外は入ることができません。

クライアントの要望
クライアントからの要望は、伊藤忠食品の理念とTramform2025(中期経営計画)を、ビジュアル的に伝えられるようにして、入口で展示したいというものでした。担当者さんのお話によると、理念とTramform2025については、言葉が多くて、ビジュアル的な表現が少ないという課題があるとのこと。伊藤忠食品の理念とTramform2025が、今回のイベントにどのように反映して、さまざまなブースが作られているのか、伝えたいという思いが強いとのことでした。

企画立案
PLANNING
企画の課題
企画の課題となったのは、理念とTramform2025をどのようにビジュアル表現に変えるかでした。その多くは文章によって表現されている上に、文章量も多いので、すべてをビジュアルで表現するわけにもいきませんでした。

課題克服の考え方
ウゴモーションでは、クライアントと企画を練るときに、大まかな方向性を一致させた上で、まずナレーション原稿を作るところから始めるようにしています。これには理由があります。まず、ナレーション原稿は文章のみの情報なので、誰でも内容を理解できます。プラスして、追加修正が簡単なので、クライアントと意見交換して、さまざまな検討が可能になります。また、実際にナレーション原稿を読むことで、モーショングラフィックス全体の時間を、簡単に予測することができます。
今回の担当者さんは、ウゴモーションとの打ち合わせが初めてだったのですが、ナレーション原稿から作るメリットを理解してもらった上で、原稿作りをしました。伊藤忠食品の理念とTramform2025から、どの要素を描いて、どの要素を削るのか、時には意見を戦わせながら、チーム全員が納得できるナレーション原稿を完成させました。
今回の担当者さんは、ウゴモーションとの打ち合わせが初めてだったのですが、ナレーション原稿から作るメリットを理解してもらった上で、原稿作りをしました。伊藤忠食品の理念とTramform2025から、どの要素を描いて、どの要素を削るのか、時には意見を戦わせながら、チーム全員が納得できるナレーション原稿を完成させました。

制作作業
PRODUCTION
デザイン & レイアウト
FOOD WAVE 2024 KOBEのモーショングラフィクスでは、全体を通して光の粒を象徴的に使うことにしました。最初は理念とTramform2025を、抽象的に表現するような絵コンテだったのですが、担当者さんから「一般の人には、少し分かりにくいかも...」という声が上がりました。ですので、光の粒を活かしながら、できるだけ具体的に表現するように絵コンテを修正しました。
グラフィックスの制作では、制作するものが多くて、かなりの時間が必要なりました。1人ですべてを制作していると、こういう企画内容だと大変になるなと、改めて感じることとなりました。ビジュアルでは、光の粒を象徴的に使うことの他に、グラデーションを活用するというのも、目指すところでした。なので、今回の制作したグラフィックスの多くにも、グラデーションをかけています。
グラフィックスの制作では、制作するものが多くて、かなりの時間が必要なりました。1人ですべてを制作していると、こういう企画内容だと大変になるなと、改めて感じることとなりました。ビジュアルでは、光の粒を象徴的に使うことの他に、グラデーションを活用するというのも、目指すところでした。なので、今回の制作したグラフィックスの多くにも、グラデーションをかけています。


アニメーションの制作
今回のモーショングラフィックスで、もっとも困難だったのが、動画の中盤にある「情報」「商品開発」「物流」について表現する3つの場面でした。これらの場面では、最初バラバラに並んでいるビジュアル要素が、光の粒が飛んでいく動きに合わせて、移動と回転をして、最終的に1つのビジュアル表現が完成するというものです。
絵コンテの段階で、頭の中ではどうすれば実現可能なのか、解決策は見えていました。ただ実際に制作開始してみると、あまりにも動かす要素が多い上に、制作手順も複雑だったので、大きな困難となりました。ちなみに、光の粒に合わせて複数のパネルが移動と回転する部分については、光の粒が飛んでいく過程を、逆(ゴール ⇒ スタート)に辿ることで制作しています。
今回のアニメーション制作では、今まで実現したことがないような表現を、いくつか試すことができました。絵コンテの段階から、それを目指して考えていたので、たびたび困難にぶつかったものの、複数の良い試行錯誤ができたなと感じて、とても満足しています。
絵コンテの段階で、頭の中ではどうすれば実現可能なのか、解決策は見えていました。ただ実際に制作開始してみると、あまりにも動かす要素が多い上に、制作手順も複雑だったので、大きな困難となりました。ちなみに、光の粒に合わせて複数のパネルが移動と回転する部分については、光の粒が飛んでいく過程を、逆(ゴール ⇒ スタート)に辿ることで制作しています。



今回のアニメーション制作では、今まで実現したことがないような表現を、いくつか試すことができました。絵コンテの段階から、それを目指して考えていたので、たびたび困難にぶつかったものの、複数の良い試行錯誤ができたなと感じて、とても満足しています。



スケジュール
SCHEDULE
今回のモーショングラフィックス制作は、「FOOD WAVE 2023 OSAKA」に続いて2年連続の制作となった。なので、伊藤忠食品さんのほうでも、動画制作についての準備体制が整っていた。おかげで、担当者さんとの打ち合わせから納品まで、内容や表現について意見を戦わせることはあったものの、スムーズに進んでいったと感じている。実際にイベントにも招待していただいて、イベント全体が盛況で、たくさんの試供品をいただいて家路につくこととなった。
具体的な日程
2024年03月後半 = モーショングラフィックスの制作依頼
2024年04月前半 = 企画立案からナレーション原稿と絵コンテを制作
2000年04月後半〜6月後半 = グラフィックス、アニメーションの制作
2000年07月3〜4日 = FOOD WAVE 2024 KOBEで公開