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ウゴポスターの依頼がやって来た!
2015年6月、ちょっとした知り合いだった福井さんが運営している、株式会社ネクステージという会社から、ウゴポスターを作ってほしいという依頼がやってきました。
株式会社ネクステージは、大阪の日本橋にあるベンチャー企業で、その中核となる事業が、観劇三昧というネットを使った定額制演劇動画配信サービスです。その観劇三昧の動画を作ってほしいということだったので、さっそくアニメーションを使って動画を制作して、公開しました。
というわけで、今回の投稿は、初めてのウゴポスターの制作となる、観劇三昧の動画について、あれこれ書いていこうと思います。
※ ウゴポスターというサービスは、2017年1月28日に終了しました。サービスは無くなりましたが、モーショングラフィックスを制作する仕事は、2024年の現在でも続けています。
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株式会社ネクステージからの制作依頼とは?
株式会社ネスクテージの代表、福井さんとは起業関係のイベントで何度か話したことがあり、僕も観劇三昧のことを知っていました。
その福井さん、ウゴモーションがWebサイトを立ち上げた当初から、気にかけてくれていたみたいで、展開しているサービスであるウゴポスターについて、紹介しているページを何度も読んでいたそうです。
株式会社ネクステージさんからの依頼内容は、以下の通りです。
依頼内容
- 観劇三昧というサービスを紹介する動画で、配布しているチラシを元にしてつくる。
- 観劇三昧のタイトルを動画の前後に入れて、キャッチコピーと演劇動画を中心にする。
- 全体として、楽しいカラフルな感じの動画にしてほしい。
さっそく依頼内容に合わせて、アニメーションの絵コンテを描き、動画に合いそうな音楽を3つ用意して、打ち合わせを行いました。同時に、株式会社ネクステージさんから、観劇三昧のさまざまな素材を提供してもらいました。
株式会社ネクステージさんから提供された素材は、以下の通りです。
提供された素材
- 観劇三昧のチラシ(PDFファイル)
- 作品を提供している劇団のチラシと写真(JPGファイル)
- 観劇三昧が提供している演劇動画(MP4ファイル)
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観劇三昧をどうウゴポスターにするか?
観劇三昧のウゴポスターで、僕が目指したのは、提供してもらった素材の演劇動画を、アニメーションの主役にすることでした。
僕が展開しているウゴポスターは、提供してもらった素材に、アニメーションを加えて動画をつくるサービスです。なので、本来は、アニメーションを使ったいろんな動きが、とても重要になってきます。
ところが、今回は、定額制演劇動画配信サービスを紹介する動画で、なおかつ、その演劇動画を素材として使うことができるので、アニメーションが主張しすぎて、演劇動画の邪魔をしてはいけないと考えました。
他にも、できるだけキャッチコピーを読んでもらえるように工夫したり、楽しさを表現するために、カラフルな色彩を大きく使うようにしたり、音楽にリズムに動きが合うようにしたりしています。
ちなみに、ウゴポスターの制作は、Adobe社のAfter Effectsというアプリケーションで、すべて行いました。多くの素材を見せたかったのと、3次元的な奥行きのある動きを使ったため、総数391個のレイヤーをコントロールすることになり、想像していた以上に大変な作業となりました。
完成した観劇三昧のアニメーションは、株式会社ネクステージさんからの要望をすべて実現させつつ、演劇動画をしっかり見せることができるものになりました。
観劇三昧の動画を見れば、どんなサービス内容で、どんな演劇動画を観れるのか、すぐにわかると思います。
株式会社ネクステージさん、ウゴポスターを作ってほしいという依頼、ありがとうございました!
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2016.02.03(加筆修正)/ ウゴモーション / 小野直人
ウゴモーション / UGO MOTION