クライアント
CLIENT
ウゴモーション / UGO MOTION
≫ ウゴモーション / モーショングラフィックス企画制作
クライアントの要望
企画立案
PLANNING
企画の課題
課題克服の考え方
課題克服のために最初に考えたのは、ウゴモーションに仕事を依頼したいと言ってくれる人の多くが、企業やチームで働いている人たちだということです。そんな人たちに、モーショングラフィックスを理解してもらうには、普段の仕事で目にしているものを、アニメーション化すると、理解しやすいのでは? というのが課題克服の最初の一歩でした。
そこで、働いている人たちが普段の仕事で目にしているものの中から、なにがモーショングラフィックスの表現にもっとも良いだろうか検討しました。さまざまな案から浮かび上がってきたのが、図や表です。図や表というのは、数字や要素の変化や特徴を、視覚情報として分かりやすく表現したもので、最近は、インフォグラフィックスと呼ばれたりしています。
インフォグラフィックスのように視覚的な図や表をアニメーション化するのであれば、モーショングラフィックスに合っていて、その特徴や長所をとても表現しやすいという結論になりました。そこで、国内海外のインフォグラフィックスを参考にして、よく使われる22種類のインフォグラフィックスを元にして、アニメーションを作ることにしました。
企画のコンセプト
あなたが仕事で使っている図や表も、モーショングラフィックスになるだけで魅力的に変わる!
アニメーションのアプローチ
ダイナミックな展開 & 未来的な世界観!
制作作業
PRODUCTION
デザイン & レイアウト
デザインの次に進めたのが、全体のレイアウトでした。アニメーションの画面となる縦横1920 × 1080の中に、22種類のインフォグラフィックスとタイトルを配置していきます。ところが、22種類はどれも形が違うので、それらを隙間なく配置して、全体としてバランス良くするのが、想像以上に大変でした。同じようなタイプが近くに並ばないように、試行錯誤しながら配置していきました。
アニメーションの制作
インフォグラフィックスをそのままアニメーション化すると、平面的な世界観になってしまうので、映像にダイナミックさもプラスしました。インフォグラフィックスを奥行きのある3次元空間に配置して、遠近感を表現するためのカメラを配置したのです。こうすることで、3次元的なアニメーションを加えることができ、ダイナミックな映像になりました。
完成した1分間のアニメーションでは、2000個を超えるレイヤーをコントロールしていて、最初に考えていたよりも驚くほどタフで難しい仕事になりました。同時に、モーショングラフィックスの表現力や技術を、余すところなく見せられる動画が完成しました。
スケジュール
SCHEDULE
今回の制作では、他の仕事が空いた時間などを利用して、作業を進めてきたので、飛び飛びのスケジュールになっています。なので、通常のアニメーション制作とは、違うスケジュールになっています。
具体的な日程
2015年10月 = 企画、課題克服、コンセプト創り
2015年11月 = 22種類のインフォグラフィックスのデザイン
2016年04〜05月 = アニメーション化して、動画が完成
2016年07月 = Webサイトなどで公開開始