クライアント / CLIENT
株式会社 ネクステージ
株式会社 ネクステージは、Webサービスやスマホアプリを開発している会社です。さまざまなサービスを展開している中でも、特に観劇三昧というサービスが、たいへん人気となっています。
≫ ネクステージ
観劇三昧
クライアントの要望
そこで、サービスを知ってもらう販促ツールを増やすため、多くの企業が導入しつつある動画を採用してみることにしました。ウゴモーションさんでは、ポスターやチラシなどの販促物を制作する時に生まれたファイルを再利用して、アニメーション動画を作るウゴポスターというサービスがあるとのことで、そのサービスで制作してもらうことにしました。
観劇三昧のチラシの情報や制作ファイルをもとに、1分間のアニメーション動画の制作をお願いしました。観劇三昧は、演劇動画を配信しているサービスなので、実際の演劇動画をプラスしていただけるようにお願いしました。
企画立案 / PLANNING
企画の課題
課題克服の考え方
観劇三昧というサービスの特徴から考えると、アニメーション動画でもっとも表現するべきなのは、実際の演劇動画ということは明らかでした。なので、チラシの情報は、演劇動画を補足する情報として位置づけることにしました。また、観劇三昧では、過去のものも含めて多くの公演を見ることができ、それも大きな魅力だったので、その魅力もアニメーション動画で表現することにしました。
提供された演劇動画の数が多かった課題は、クライアントさんや、演劇公演を懸命に行っている人たちのためにも、すべての演劇動画を最初から最後まで、自分の目で確かめることにしました。アニメーション動画の展開から考えると、どうしても1つ1つの公演を見せる時間が短くなってしまいます。なので、それぞれの公演の魅力が凝縮した瞬間を見つけて、その箇所を使うためにも、時間がかかっても自分の目で確かめることが重要でした。
企画のコンセプト
もっとも見せたいのは演劇動画! チラシ情報と演劇動画をうまく融合させる!
アニメーションのアプローチ
多くの公演が見れること、演劇のハイライトを見せる!
制作作業 / PRODUCTION
デザイン & レイアウト
レイアウトやデザインについては、観劇三昧のロゴマークとチラシで、円形が効果的に使われていたことから、アニメーション動画の多くの箇所で円形を使うように決めました。また、チラシの情報の中でも、特に重要なものは、黄色、黒色、白色を使うように心がけ、種類が多いものは、背景の色を変えることで、情報を整理しました。
アニメーションの制作
アニメーションでは、場面転換を効果的に行うために、背景の色彩を大胆に動かしたり変化させたりしました。観劇三昧のチラシで多く使われている黄色、黒色、白色の組み合わせは、視認性に優れているので、さまざまな情報の中から特に強調してほしい箇所で、その組み合わせを使いました。その他の場面では、さまざまな劇団の公演が見られるという多様性を表現するため、チラシにはないカラフルな色を使いました。
観劇三昧のアニメーション動画の制作で、特に大変だったのが、アニメーションのイメージに合う音楽を探して加えることでした。最初は、新たな動画配信サービスということもあり、デジタル音が強めの音楽を探していましたが、なかなか合うものがありませんでした。そこで、改めてアニメーション動画の内容を見て、観劇三昧をぴったり表現する音楽ってどんなものだろう? と検討して、生の楽器を演奏している音楽が良いと判断しました。膨大な数の音楽を視聴して、ようやく見つけたのが現在の音楽で、観劇三昧の世界観をうまく表現したものになりました。
スケジュール / SCHEDULE
今回は、ウゴポスターというサービスでの制作となりました。素材として使うのに、たくさんの演劇動画の中から、その魅力が凝縮された瞬間を見つけるのに、大変な時間がかかりました。また、他に提供していただいた素材も多かったので、なにを選択するかにも時間が必要となりました。
具体的な日程
2015年06月 = 企画、課題克服、コンセプト創り
2015年06月 = 演劇動画の選択、レイアウト & デザイン
2015年07月 = 動画制作から動画完成
2015年07月 = Webサイトなどで公開
モーショングラフィックス企画制作 / ウゴモーション